合格後の登録について
米国でFE試験を受けて合格した場合、受験した州でEI(Engineering Intern)として登録され、将来PE試験を受験する場合に参照されます。
日本で受験して合格した場合は、特にEIとしての登録はありませんが、NCEESに合格の記録が保存され、NCEESによる日本でのPE試験を受験する場合に参照されます。
どちらの場合も仕組みは同じですが、管理する組織が違うわけです(なお、NCEESは全米の試験協議会であり、各州の試験委員会の上部組織です)。
PE試験も日本で受けられる以上あまり意味はありませんが、米国でEI登録をされたい方は各州の登録要件(ABET認定や保証人等、州によって違います)を満たせば可能です。詳細は各州の試験委員会へお問い合わせください。
なお、ABET認定については、ECE、或いは、ECEI という評価機関のいずれかで評価を受けることが可能です。
評価に要する金額はECEのほうが安いのですが、州によってはECEIの評価を必要とされる場合があります。
認定に必要な書類や記入方法等は直接評価機関のホームページなどで確認していただきたいのですが、ECEとは次の手順内容を確認しています。
Primary School の記録は省略。
Secondary School (中学及び、高校)については記述するが、証明書類は不要。
University での課目内容がキーですから、卒業証明書と成績証明書の両方が必要。これらをECEでは念入りにチェックします。
M.S. & Ph.D. においても、取得科目課目等について記述願する。卒業証明書は要求されていませんが、Bachelor of EngineeringやMaster of Engineering等 の学位であることを示す方が有利なので添付する。
Survey Results MB Requirements for initial licensure.pdf
米国にPE資格者として登録するには、PE試験合格後に登録を希望する州の資格登録局へ登録申請を行う必要があります。登録を希望される場合は、各州の資格登録局へ直接お問い合わせいただき、登録要件を確認後、申請を行ってください(米国に在住していないと登録できない州もありますのでご注意願います)。
以下に掲げる州は、JPECが文書やインタビューで確認して、日本在住者(米国在住を条件としない)に対し「PE資格登録申請を受け付けることを表明している」州のリストです。
■ワシントン州:
ワシントン州登録情報(2007.12確認)
■オレゴン州: ワシントン州とほぼ同様(2007.6確認)
■サウスカロライナ州: ワシントン州とほぼ同様(2007.5確認)
■ワイオミング州: ワシントン州とほぼ同様(2007.10確認)
参考までにNCEESが調査した各州の要件をまとめた表を下記に添付しておきますが、要件は変更になることもありますし、実際の登録申請フォームを取り寄せて詳細を確認する必要があります。
Survey Results MB Requirements for initial licensure.pdf
以前オレゴン州の試験委員会が日本で試験を行っていたときには試験と登録がセットになっていたのですが、現在のようにNCEESが試験のみを日本で行うようになってからは、各州への登録は別途切り離して個人でやっていただくことになりました(そのために受験までの手続きが簡素化され、受験要件も緩やかになったわけです)。
したがって、本PE試験合格後にNCEESより発行される合格証明書とPEライセンスはあくまでも別のものであり、合格証明書によってPEと名乗ること、PEのタイトルで業務を行うことは州法違反となりますのでくれぐれもご注意ください。