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F.E.・P.E.とは

P.E.取得メリット

P.E.は、 FE試験(一次試験)に合格、PE試験(二次試験)に合格、そして実務経験、登録という順序で取得することができます。このプログラムは世界でも高く評価され、「P.E.」を取得することは国際的にエンジニアとして認められることでもあります。

米国のエンジニア文化に触れる

FE試験およびPE試験は、米国が自国の公共の安全性を担保するエンジニア資格制度の品質を確保するために多大な労力を費やして実施されているものです。両試験ともなんら変わらない非常に厳格な監理のもとで問題作成が行われ、厳しいセキュリティコントロールのもとで実施されます。電卓にまで制限があったり、試験会場が試験直前まで知らされないのはこのためです。日本で使われる試験問題は米国で実施されるものとまったく同じものであり、NCEESから試験官が派遣されるか、PEライセンス保持者が試験監督を行い実施されます。
100年以上の歴史があるこの試験にチャレンジすることは、世界中で評価の高い米国のエンジニアリングの世界に触れることであり、日本との共通点や相違点を発見し、エンジニアとしての異文化と接することです。
これらの体験が将来国際社会で活躍する際の基礎としてかならずプラスになることでしょう。

国際エンジニアとして活躍の場を広げる

米国PEライセンスは世界的に認知度が高く、ライセンス所持者が一定レベルのエンジニアリング知識と英語力を持っていることを客観的に示します。ライセンスが英語表記ということもあり、たとえば米国以外の国で現地のPEライセンスを取得するような場合にリファレンスとして利用価値が高いといえます。米国のエンジニアと技術打ち合わせを行った際に、相手がP.E.だったために相手にされず悔しい思いをした事がPE試験を受験する動機だったというエンジニアが多くおられます。P.E.資格はグローバルエンジニアへ仲間入りするためのパスポートです。

英語力を含めた総合能力をのばす

試験内容はすべて英語であり、米国で実施される試験をそのまま日本で実施しています。国際派エンジニアとして、技術的な面だけでなく英語で実務ができることは基本です。FE試験、PE試験にチャレンジする過程において、英語で問題を解くことがごく自然に感じるようになるはずです。

就職活動に有利

工学系大学4年生・院生がFE試験(一次試験)に合格すれば就職時においてアピールすることが可能です。受入れ側の企業においても、英語で行われ、エンジニアリング試験としてクオリティの高いFE試験に対して評価が高まりつつあります。

日本でFE・PE試験を受けるメリット

FE・PE試験は、要件さえ満たせば米国のどこの州でも受けることができます。しかし日本で受ける最大のメリットは、時間・時差と旅費の軽減受験手続きが簡単(各州登録手続の際の推薦状などを用意しないでPE筆記試験が受験できる)といえるでしょう。

是非P.E.になって国際エンジニアとして活躍しましょう!